1000DL記念で選べるサーヴァントの個人的評価
FGOが恒常の☆4鯖を一騎くれるということで、対象のサーヴァントを僕の独断と偏見により性能のみを見て10点満点で評価しました
初心者を意識した評価であること、あくまで個人の評価であることを念頭に読んでくれると幸いです
セイバー
アルトリア・ペンドラゴン[オルタ] 7.5点
宝具火力がウリの鯖なのでカレスコや虚数などの初期NPチャージ系の礼装を持ってない場合は少し評価が落ちるが、再臨素材が優しめな上にレベルが70になった時点でステータスがほぼ完成するので初心者でも安心して選ぶことができる
ガウェイン 6.5点
火力がある程度フィールドに依存するので安定感に欠けるが、全体宝具セイバーでは唯一のNPを即ゲットできるスキルを持つ上にその効果がスキルのレベルに関係なく20増えるので、カレイドスコープを所持している場合は選択肢に入る
ジークフリート 6.0点
強さを実感するために必要な手間が多くかかるのでこの評価。しっかり育てきれば間違いなくこの数字以上の強さがある
シュヴァリエ・デオン 4.0点
「盾役」であり遂行できる役割が他のセイバーと比べると特殊で仕事場があるのは間違いないが、盾役というポジションの中でもとりわけコストが高い上にこの記事を参考にするような層のプレイヤーであればまず間違いなく他に選ぶべき鯖がいるので選ぶ必要はまずないだろう
鈴鹿御前 8.0点
全体的な性能が高いところでまとまっていてクセが無いので使いやすい。「宝具で出したスターを使って次のターンにクリティカルで殴る」が基本になるのでカードカウンティングに自信がない内は事故る可能性がある程度の不安要素くらいしか言うことのない優等生
ネロ・クラウディウス 6.0点
オジマンディアス無しだと皇帝特権のバフがランダムなのが辛い。無敵貫通全体宝具ランサーの槍アルトリアが相手の時など、刺さるときは刺さるが他のセイバーと比べても起用するような場所はあまり多くない印象
ランスロット[セイバー] 10点
スキル宝具カード性能全てが強い、性能が一人で完結しているので誰が使っても強さを実感できる、誰でも持っているマシュとの相性がいい、レベル70の時点でステータスがほぼ完成する、そして何より現在行われているネロ祭で第三再臨までに必要な素材を全て集められる、とまさに今配られるために存在している鯖。☆4.8くらいある。周回適正が低いことくらいしか非の打ちようがないので、セイバーを取るつもりなら全体宝具への強いこだわりでもない限りこいつを選べば間違いないだろう
アーチャー
アタランテ 5.0点
アーチャーにしては珍しいQカードの多さ、宝具による大量のスター生産能力、最大50%という大きな倍率を味方全体に付与する強力なスキルといったクイック軸PTにおける様々な適性が、全サーヴァント中最低レベルな脅威のNP獲得能力の低さに足を引っ張られているという残念というか惜しい性能の持ち主。持っているならいるで使い方はあるがわざわざ選んで取るような鯖でもない
エミヤ 7.5点
☆4アーチャーの中では抜きん出て強力な性能を誇ってこそいるものの、強化クエストありきの性能であり育て切らなければ強さを実感できないタイプの鯖なので少し評価を落とした。中級者くらいになると8.5点くらいの強さを感じることができると思う
エミヤ[オルタ] 6.0点
決して強くない鯖ではないのだが、スキルのレベルが性能に大きく関わってくる点、何より育成のために大量に必要になる素材が初心者に集めるのが困難なものなので、初心者がこの機会に選ぶにはあまりオススメできない
トリスタン 7.5点
「味方全体に回避(1回)を付与」「敵単体の強化状態を解除&クリティカル発生率ダウン」と、それなりに難易度の高いクエストで役立つスキルを持つ。再臨に必要な大騎士勲章はボックスガチャの景品に入っている上にスキルのレベルを上げる必要性が低いと色々優しいが、一番の特徴である全体回避については3章クリアで配布されるダビデが全く同じスキルを持っているので、このスキルを欲して悩んでいるのであれば無理して選ぶ必要は無い
ランサー
アルトリア・ペンドラゴン[オルタ] 9.5点
強力な鯖が少なく戦力の揃いづらいランサーというクラスにおいて、対多数ならば強力な宝具で倒し、単体ならばクリティカルで殺しと攻撃において隙が無いこいつは非常に重宝する鯖。NP周りに多少の難はあるものの、「ランサーで悩んだらこいつ取っとけ」くらいの感覚で選んでよい
ヴラド三世[EXTRA] 7.0点
恒常☆4ランサー単体宝具部門最強。効果盛りすぎじゃないかと思える第一スキルが強力で、最悪その1つさえ上げていればいいという面では便利だが、第三再臨で6章素材である愚者の鎖を24個も消費する点は初心者には辛いだろう。宝具は無敵貫通であり、多くの仮想敵が持っている回避を無視できる点が偉い
エリザベート・バートリー 5.5点
育て切ることさえできれば味方の女性鯖に最大60%分の攻撃力補正を3/5ターンの間渡せるというバッファーに仕上がるが、そこにたどり着くまでに必要な労力は大きく、また前述した通りランサーは戦力が揃いづらいクラスであるため、このような機会であれば素直なアタッカーを選択するほうが良いだろうと考えて評価を低くした
フィン・マックール 2.0点
選ばれるとしたらほぼ趣味だろう
メドゥーサ 3.5点
育成コストが高い上に育てても大して強くない
李書文 6.5点
爆発力は高いが自信で星を生産できないクリアタッカーなのでどうしてもサポートが必須であり、単体で完結しているタイプのトップ2人と比べると一歩劣る印象。水着頼光を持っている場合は更に優先度が下がる
ライダー
アストルフォ 7.0点
周回にかなりのリソースが割かれるFGOというゲームにおいて、NPを30~50増やせる全体宝具持ちはそれだけで価値がある。周回性能を抜きにした能力については本人が最弱を自称するだけのことはあるので注意
アン・ボニー&メアリー・リード 7.0点
配布対象となるライダーでは唯一の単体宝具。一般的な☆4鯖としては申し分ない宝具火力とクリティカル火力を持つが、既に金時によって過去の栄光となった存在なのでもし鬼ヶ島報酬のライダー金時を持っていた場合、取得する理由はほぼ無くなると言っていい
マリー・アントワネット 4.5点
強力な第二スキルによる生存能力の高さが特徴の鯖だが、その生存能力を発揮して長い間場に居座ったとしてもNP効率は劣悪で宝具は中々使えない、スター集中率の高いライダーなので他の鯖から星を奪うなど正直邪魔になることが殆どという悲しみを背負った鯖。一応宝具のスター生産能力と全体弱体解除の性能は悪くはない
マルタ 7.0点
味方全体の弱体解除&HP回復、敵への防御デバフ、強化解除と高難易度クエストでのサポートに特化した鯖。通常のクエストでの出番は決して多くないが、いざ活用する場面になればそのありがたみが分かるだろう
キャスター
エレナ・ブラヴァツキー 10点
周回にかなりのリソースが割かれるFGOというゲームにおいて、味方全体にNPを配れる鯖はそれだけで価値がある…と書くとアストルフォと同列のようだが、こちらの能力を持つ鯖はエレナ以外だと孔明、マーリン、オジマンディアスだけであり、全体宝具に限ればエレナ以外存在しないという状態。宝具火力自体も強化が来ているため、その辺の雑魚くらいなら自分で消し飛ばせてしまう
唯一の欠点は、NPの獲得量が10~20とスキルLvに依存するためスキル上げが必須な点。しかしそれを差し引いても今回の選択候補筆頭と言えるだろう
ギルガメッシュ 7.0点
CTが若干長いものの全てのスキルが味方全体へのバフという生粋のサポーター。特にスター発生率バフの倍率は100%と高く、ヒット数の多い自身の宝具と合わせれば疑似的なスター獲得能力のような使い方もできる。更に宝具の「ダメージ＋全体防御バフ」という性質は、マシュ＋マーリンと組ませてひたすら各々の宝具とスキルを回し続けることで高難易度での耐久戦を容易にする。ただし再臨に必要な素材の入手難度が高めなため、少し評価を低くした
トーマス・エジソン 5.5点
こいつもサポーターではあるのだがいかんせんサポート能力が微妙であり、上の2人と比べると優先度はかなり低い。一応宝具の追加効果が高難易度に刺さることが稀にある
ナーサリー・ライム 7.0点
自己NP獲得能力を持ち全体宝具で、短いCTで3ターンスター集中＋クリ威力アップを得られる強スキル「自己改造」を持つアタッカー。強い要素こそ揃ってはいるのだが、クリティカルによる通常攻撃はそもそも素殴りの火力が低いので中途半端、宝具ぶっぱによる周回性能は後述のニトクリスの後塵を拝しているというなんとも惜しいポジションに収まっているのが現状
ニトクリス 9.0点
全体宝具でスキル「高速詠唱」による大量NP獲得能力を持つことから周回でよくお世話になる鯖であり、高速詠唱のレベルを8にすることでNPを100%獲得できるようになることから礼装をボーナス付きのものに縛られるイベントでの周回ではトップクラスの利便性を誇る。スキル1も上げておけば雑魚エネミーには結構宝具の追加効果による即死も入るようになる。育成に必要な素材、特に大量に要求される愚者の鎖が難点
メディア[リリィ] 5.0点
デバフ解除のできるヒーラーだが、やりたいことが大体他の鯖でできるので選ぶ必要性は薄い
アサシン
エミヤ[アサシン] 6.5点
味方単体にタゲを押し付けるという唯一無二のスキルと全体的に高めのスター生産能力を持つので独特の動きができる。アーツ型の性能でありながらAのカード性能が貧弱であるという点がネックだが、それを除けばアサシンとしては比較的堅実な性能
カーミラ 8.0点
高いNP効率とスキル「吸血」を活かして宝具で殴るアタッカー。素殴りによるスター生産能力は低いが、スキルでカバーが可能。アサシンはランサー以上に戦力が揃いづらいクラスなので、アサシンの戦力に不安を覚えてアサシンから選ぶのであれば最も安定となる選択肢だろう。
新宿のアサシン 6.5点
高いスター発生率と、生産したスターのコントロール能力がウリの鯖。サポート寄りの性能なので、戦力増強という観点ではNP効率が良く防御デバフ持ちのカーミラより優先度は下がる
ステンノ 0点
便利なマスター礼装であるアニバーサリー・ブロンドはレアプリズム5個と交換できるので、獲得したレアプリズムはすぐ使わずにまずはこの礼装を交換することを目標に貯めよう
不夜城のアサシン 7.0点
珍しいQカード性能バフを攻撃バフと重ね掛けできる強力なスキルを持ち、拷問技術と合わせればQバフ20%、攻撃バフ40%と3/5ターン持続する補正としては中々の数値になる貴重なバッファー。皇帝特権が運要素強めなスキルである点とQバフは自分には乗らない点が惜しまれる。また、育成に必要な素材の入手難易度が高めなので初心者にはあまりオススメできない
バーサーカー
茨城童子 8.0点
生存能力の高いバーサーカーという面ではヘラクレスと被るが、スキル「鬼種の魔」により味方全体の強化と自身宝具火力の大きな強化が可能。攻撃バフと防御バフのスキルは共にCTが短く、「しぶとくてバフが撒けるアタッカー」となる
エルドラドのバーサーカー 7.5点
3ターン続くNP獲得スキルは最大で毎ターン20のNPを獲得し、攻撃バフとBusterバフをそれぞれ3/5ターンと攻撃面では単体宝具バーサーカーの中では抜きんでているが、殴れるバッファーでありながら防御面の脆さがバーサーカーでもトップクラスであることが単体である程度完結しているものが多い他のバーサーカーの面々と比べて気になった
タマモキャット 6.5点
戦力が殆ど揃ってない内は種火周回において防御バフにより被ダメージを抑えられる全体宝具バーサーカーとしての採用があるが、戦力が揃ってくるにつれて使う機会は無くなってくる。良くも悪くも初心者向け
フランケンシュタイン 9.0点
宝具に全振りしたバーサーカーで、この中の面子では唯一宝具を重ねなくても種火をワンパンできるという大きな個性がある。もちろん他の周回でも雑魚を吹き飛ばす役割が持てるので、茶々を持っていなければ特に周回で有用な鯖と言えるだろう。ただしカレイドスコープや凸虚数魔術を持っていない場合は評価が落ちる
ベオウルフ 5.5点
こちらは宝具に特化した単体宝具バーサーカーなのだが、肝心の宝具火力が強化済みであるにも関わらず微妙であり、他の単体宝具勢と比べるとどうしても見劣りしてしまうのが現状
ヘラクレス 9.0点
ガッツ礼装を持たせて殿で殴りまくれば強いことで有名。バーサーカーとしては非常に分かりやすい戦闘スタイルでもちろんそのまま使っても強いのだが、真の力を発揮するために絆レベル10が必要である点がネック
ランスロット 7.5点
やることは「宝具で生産した星を自分で使ってクリティカルで殴る」という鈴鹿御前と同じようなスタイルでの戦闘。耐久面の脆さはエルドラドのバーサーカーに比肩するので、この戦法を取る場合は何らかの介護が必要となる。周回に使うのは宝具を重ねてから
アヴェンジャー
ゴルゴーン 6.0点
スター集中率が非常に低いアヴェンジャーというクラスとクリティカルで殴るタイプのスキルが噛み合っておらず、もどかしさを感じる性能になっている。攻撃面で有利を取れる相手が誰でも有利なバーサーカーと相手をする機会が少ないルーラーのみなのもあり、活躍の場が少ない印象を受ける
新宿のアヴェンジャー 5.5点
相手のサーヴァントの即死率がほぼゼロに近いこのゲームにおいて、単体宝具での即死を狙うような性能をしているのが残念。即死耐性ダウンと共に付与される強化解除と相手の攻撃力ダウンがあるので即死無しでも戦えることは間違いないが、アヴェンジャーというクラスであることに足を引っ張られている
最後に、これまで何度も書いたようにFGOはプレイ時間の多くを周回に費やすゲームですが、周回をするために必要なものは「時間」「AP」「モチベーション」の3つです
自分の持っているサーヴァントというのはこの「モチベーション」の部分に大きく関わるものなので、「便利なサーヴァントを選んで1度の周回自体を楽にする」「好きなサーヴァントを手に入れてそいつの育成に必要なものを集めるのを目標にする」など、自分のモチベーションを上げるには何を選べばいいかということをよく考えて貰えるサーヴァントを選んで下さい
